マイナンバーカードの取得に挑戦してみました
自分で確定申告を行う際、次第にオンラインでの申請が魅力的に感じられるようになります。オンラインでの確定申告に慣れてくると、パスワード管理などの手間はかかりますが、それでも便利な面があります。
税務署の職員から聞いた話によると、従来の紙による確定申告より、オンラインのe-taxによる申告の方が税務署の処理がスムーズに行えるそうです。
ここでは、マイナンバーカードと電子署名の取得過程を順次追記していきたいと思います。
オンラインで申請するのに必要な物
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの発行時に公的個人認証サービスに関するパスワードの登録を行います。(マイナンバーの受取時に役場で登録します)
- NFC対応スマートフォンもしくはパソコンとリーダー
です。
パソコンに必要なリーダー
筆者も先日まで国内メーカーのリーダーを使っていましたが、Windows11のセキュリティに対応できず、ドライバーの更新ができませんでした。新しいカードリーダーをご購入ください。上記の商品はWindowsの標準ドライバーで動作するため、今後も安心して使用できます。
接触式と非接触式
接触式と非接触式の2種類があります。日本のマイナンバーカードはどちらにも対応していますが、非接触式を使用するとカードが傷つかないため便利です。
マイナンバーカードの発行
マイナンバーカードの発行には、以前に町や区役所から届いたマイナンバー通知カードが必要です。
必要事項を記入し、郵送で送付します。もしくは、マイナンバーポータルからスマートフォンやパソコンで申請することもできます。
オンラインで申請する場合は、スマートフォンやデジカメで規定に従った証明写真を撮影する必要があります。
カードが完成したら、本人確認書類を持って役場や区役所へカードを受け取りに行きます。
マイナンバーカードの受取り
マイナンバーカードが完成した旨の通知が届きます。通知が届いたら、市役所や区役所へ出向いてください。受け取りに行く際、必要な物は以下の通りです。
パスワード・暗証番号の登録
カード受取時にオンライン手続きに必要な本人確認用のパスワード登録を行います。
以下2つの証明書のために、2種類のパスワード・暗証番号を登録する必要があります。
- 署名用電子証明書
- 利用者証明用電子証明書
- 住民基本台帳
- 券面事項入力補助用
このパスワード・暗証番号を忘れると、オンラインでの申請ができないばかりか、何度も間違えるとロックされてしまい、再度役場で再登録手続きが必要となりますのでご注意ください。
これで無事に発行されました。
確定申告の場合
e-taxによるオンライン確定申告を行う場合、2つの認証方式があります。
- マイナンバーカードのみで申請する(新しい方式)
- ID・パスワード方式(以前の方式)
このままマイナンバーカードだけで、税務署関係の手続きも可能になりました。
今後も追記していきます。