回送する車に乗って、目的地まで回送します
自走回送とは、そのまま回送する車に乗り、依頼先から目的地まで車や作業車などを移動させることをいいます。
ただ、回送するだけではなく、お客様の大切な車を預かり、目的地まで安全かつ最短ルートで運転します。
いくら最短ルートとはいえ、峠道などは季節・天候により利用しないようにします。
運転以外にもやることがあります
時に応じて臨機応変に回送するだけではなく、回送する車のガソリンを給油したり、車内のゴミを清掃・洗車をして、目的地までしっかり届ける事もあります。
さらにお客様が使ったレンタカーを回送するだけではなく。
使い終わったレンタカーを回送するだけではなく。
これからレンタカーを使うお客様の元へ、回送ドライバーが自らレンタカーの手続きを行い、利用者のお客様(会社の事務所)へ回送することもあります。
車の移動方法には積載車による移動もあります
車を回送する=積載車に載せて運ぶことをイメージしがちです。
積載車による移動は、基本的には新車やとても貴重な車、自走できない事故車などです。
このような方法で依頼された車を積載車で運ぶ為には、第二種運転免許、積載車の大きさにより大型や中型免許が必要になります。
回送する車ごとに回送先が異なると、A地点・B地点・C地点へ移動するため、コストと順番待ちの時間がかかります。
自走回送式の回送業界では、多数のドライバーを活用し、自走回送を行い、日本各地のレンタカー店からの依頼を、たくさんのドライバーでこなしています。
自走回送の場合、第二種運転免許は必要なく、運転する車が運転できる資格の免許証さえあれば、誰でも出来るのです。
そのため人手を要する仕事です
回送する際に車に乗る以外の作業はあるの?
- お客様の大切な車をお預かりする前に車の状態をチェックします。
回送後のトラブルなどを防ぐためにも、回送前・後の傷チェックを実施します。
とにかく回送前のチェックは入念に。 - 次は○○支店へ向かってくださいと指示する人=配車とのやり取りに、携帯電話が必需品です。
伝票も記入し、お客様にも渡しますので、必ず伝票などの事務処理もあります。
(公共機関で移動のまち時間・バスなどで移動中に事務処理をします) - ガソリンを給油する・洗車するなどのメンテナンスを求められることもあります。
- 公共交通機関を使っての移動。
- 深夜での回送を実施される方は、回送先が24時間受け入れしていない時は仮眠できるポイントにて仮眠。
この作業を繰り返し、配車係・本部の指示に従いながら、車をドンドン回送します。
作業としては移動と運転の繰り返し
とにかく自分だけで「移動」→「車の運転」の繰り返しです。
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回送の度にあちこちに移動しています。基本的にレンタカーは、大きな街に支店があります。
そこで乗り捨てをする人は、大きな街から大きな街へ移動して、乗り捨てをします。
結果として、大きな街から大きな街への移動・回送が中心となり、ちょっとした旅気分を味わうことができます。